歳時記

コロナ対策の部屋の模様替え

 令和4年4月から院生2名と新4年生6名をあわせて8名になります。私たちの研究室は3部屋ありますが、写真がメインの学生と教員の居室1/3に実験台2/3のスペースからなる部屋1,遺伝子組み換えP1+食中毒細菌を扱うBSL2の兼用部屋1、RNA + PCR + 顕微鏡標本を作製する部屋1となっているため、メインの部屋のコロナ対策が必要となりました。

 国立大学自体が手狭とはいえ、教員室をもたない珍しい研究室です。学生と綿密にコミュニケーションが取れる利点がある反面、コロナ禍では感染を防止するための対策に悩まされています。

 解決になるかは不明ですが、2021年10月に写真のようなシステム机を導入しました。しばらくは、コロナ対策に知恵を絞りながら対策を続けていきたいと思います。

令和3年度 卒論発表会

 令和4年2月18日(金)、研究室の卒論発表会がありました。早いもので、コロナ禍の卒論から1年経ちました。本年度もコロナ感染予防で蜜を避けるため、食品生命科学分野全体での卒論発表は中止となりました。3年生や院生のいる研究室での卒論発表会で、少しでも有意義に緊張感があるようにと、加藤先生と熊谷先生もご参加くださいました(ありがとうございました)。昨年度と変わった点としては、11号教室での開催と同時にZoomを使って配信しました。また、外部企業の方も参加いただいたなかで、卒論生3名は「こちらで作出したプレッシャーにもかかわらず」楽しんで発表していました。

 写真は、全員が発表を終えた後の集合写真です。今年は4年生と院生が全員、男子学生でしたが、研究室で食パンを作ったり、餅を焼いたり、宴会ではカンパチの刺身やお寿司、塩干品のあぶりなど、何かと自炊して食べることが多かったような気がします。

令和2年度 卒論発表会

 令和3年2月26日、研究室の卒論発表会がありました。例年開催される食品生命科学分野での卒論発表はコロナ感染予防で蜜を避けるため、中止となりました。来年度に配属される3年生も参加し、卒論生4名が発表しました。例年はひとりあたりの持ち時間が短く、研究成果を発表するには窮屈でしたが、本年度は発表と質疑でひとりあたり30分間と時間をかけて行いました。

 写真は、全員が発表を終えた後の集合写真です。3年生に撮ってもらいました。マスクを外した写真もありますが、本年度はコロナで出校停止期間があったり、Webでのやり取りがあったりと、コロナに振り回された年度を象徴する写真としてこちらを掲載しました。暗い世相の中での救いは、「明るく」「楽しく」「仲良く」の1年だったことでしょうか。

 

食事会

 令和2月11月6日、研究室の食事会を騎射場でしました。コロナ対策を施している居酒屋で、広いテーブルに交互に座り、規則の範囲内で短時間ながら研究室の親睦を深めました。普段の研究室では話題にならないことなど、落ち着いた雰囲気の中でも皆さんの個性がわかって楽しかったです。

 

令和元年度 卒論発表会

 令和2年2月18日、食品生命科学分野水産食品学コースの卒論発表会がありました。司会進行の席からみていると、どの学生も落ち着いているようにみえましたが、あとで聞くと緊張はしていたようです(役者か)!質疑にも、うまく?答えることができました。一区切りして振り返ると、本年度は個性満載の年でした。

 卒業後の進路先でも計画書や報告書など、きれいな資料を作って説明することがあると思います。ストーリーを組み立てて、文章としてまとめていくことに、卒論を通して学んだことが役立ってくれるとことを願っています。それぞれの個性を大切に活かしてもらいたいです。

 

忘年会

 騎射場の裏通りを通るたびに気になっていました。2階のガラス張りのおしゃれなお店で、お酒(ノンアルコールもおしゃれ)とおいしい料理。クリスマスといった感じが満載です。普段の研究室ではわからなかった個性がちらほらとあって、おもしろかったです。卒論の中間発表も終わっての楽しいひとときでした。(令和元年12月24日)

オープンキャンパス

 今年のオープンキャンパスは、私が高校生や保護者の方のQ&Aに出向いたためにほとんど対応することができず、学生が説明してくれました。

 私が説明すると、「反応速度がア~で、そのため鮮度がド~で」となりがちですが、高校生にわかりやすいように終始、K君(写真左)が説明してくれて、助かりました。

 写真右は、ポスターを撤去する前に撮ったものです。今年もたくさんのご来場をいただきまして、ありがとうございました。(令和元年8月3日)

研究室の移動

 平成31年4月の新年度になってからあわただしい日が続き、しばらく更新をしておりませんでした。時代は令和に移り変わり、研究室にも新たな6人のメンバーが入ってきました。研究室はどうかというと、食品生命分野に新しく赴任される先生を受け入れるために、長らく使っていた研究室を移動しました。新4年生用の机も6台どうにか揃えました(写真右側に、器具棚を挟んで設置)。

 5月後半は乗船実習で種子島に行き、6月は1ヶ月連続の食品衛生学実験で、新4年生には落ち着いて指導することができずにいます。明後日は、オープンキャンパス。今年は、ポスターも作っています。とりあえず、近況の報告です。卒業生の皆さんも、近くに来た時には、新しい研究室に立ち寄ってください。

(令和元年8月1日)

卒業式

 平成31年3月25日(月)、あと1ヶ月あまりで平成の時代が過ぎようとしています。今年の卒業生は、平成最後の卒業生となります。振り返ってみると、平成5年4月に国立水産大学校に赴任し、最初に卒論学生を受け持ちました。國本正彦先生のもとで最初の学生を無事に卒業させることができた時には、安堵とうれしさ、そしてなごり惜しさでいっぱいになりました。

 「卒業おめでとう」なのですが、今年は例年にもまして楽しかった日々を思い出しています。明るく元気で一歩ずつ、仕事に励んでもらえればなと願っています。また、全員揃ってワイワイできればいいですね。

卒論発表会(終わって)

 平成31年2月22日(金)、お昼に皆でピザを食べました(ごちそうになりました)。当研究室は、前の板倉教授の時から和気あいあいとした雰囲気で、写真が物語るように「明るく・仲良く・元気よく」です。小学校のモットーではないですが、1ヶ月後に社会人となっても、ずっと大切にしてもらいたいですね。

卒論発表会

 平成31年2月21日(木)、卒論発表会が終わりました。前日の練習では、明日の服装談議(蝶ネクタイもイイネ)でにぎわっていましたが、さすがに当日は緊張していた?ようです。質問にも的確に答えることができて、こちらも安堵しました。

 できる限り、刷り直しの研究にならないように、その都度、実験データをみて次の実験につなげての結果です。発表会終了後は・・・写真の通り、元通りです。

ハロウィーン

 10月31日、明日から11月になります。卒論も中盤半ばにかかり、データが気になるこの頃です。アメリカから取り寄せた細菌が10月に届き予定より出遅れて、他のカルチャーコレクション4株の実験も、相手が生き物なので何かと時間がかかっています。

 そんな秋の日に、実験室の部屋のドア飾りを見て「びっくり」、ドアを開けて「おったまげ」。誕生会とハロウィーンです。とんがり帽子に仮面、顔にもキラキラのデコレーション。生まれて初めてのハロウィーンの体験です。

 そもそもハロウィーンって、何?困ったときのWikipediaと調べてみたら、「もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す意味合いのある行事」とあります。秋の収穫か、収穫・・・。心弾む1日でした。明日から、実験データの収穫にがんばろうね。

観月祭

 平成30年9月24日、照國神社(御祭神は島津齊彬公)の観月会に行きました。本年は、天皇陛下ご即位30年、明治維新150年、齊彬公が薨去(こうきょ、と読むらしい)されて160年の年であり、また、今日は「せごどん」西郷翁の命日にあたる日。

 神事の後は、社殿の前での厳かな雅楽の演奏(管弦)や神楽舞、舞楽です。五感が古代中世の世に引き込まれそうな、不思議な感じです。さらには、「岩城朋子氏の島津齊彬公物語」の語り芝居、当時の歴史を夜の神社舞台を背景に、臨場感あふれる朗読と音響なかで体験でき、たいへん感動しました。

 祭りの後、小雨模様の天気も上がり、曇り空から少しお月様の光が差していました。「今宵はここらで帰ろかい」・・・

 

 


オープンキャンパス開催

 8月4日、オープンキャンパスの当日になりました。ポスターも1枚、急遽、追加しました。当日は、県内外から多くの高校生や保護者の方にご来場いただきました。ありがとうございました。学生も呼び込みや大学案内で大活躍でした。写真は終了後に撮影したものですが、イカやタコ、カニは、この後、研究室を飾りました。

 

 


オープンキャンパスの舞台裏

 平成30年8月3日15時から、明日のオープンキャンパスに向けて準備です。昨日まで期末試験などで時間がとれずに、簡単な資料だけしか用意できていません。さぁ、展示。他のブースのポスターは見栄えがよいのに、こちらは普通紙12枚に印刷したのを並べただけ。

 そこで、学生が少しでも賑わせようと、知らないうちに立て看板にデコレーション。いやぁ~、イカ、タコ、カニ、切り絵や折り紙の上手なこと。研究内容よりすばらしいねぇ、ありがとう。(このブースは幼稚園のようで楽しい・・・スミマセン)

 


研究室の掃除

 7月上旬、10数年ぶりに大掃除をしました。使わなくなった器具や書類ばかりでなく、サッカーボールやけん玉など遊び道具も結構な数がありました。それらに埋もれていたのか、探していた窒素ガスボンベも出てきました。

 机も1台増やして、研究室の学生全員が机を使えます。横で学生がジャンケンをしていますが、月1回、席替えもあるそうです。高校生か・・・ボソッ


朝ゼミです

 2018年4月から、新4年生の研究活動が本格的に始まります。しばらくは、公務員の試験を受けたり、会社訪問など、就活で忙しくなります。

 最初は、卒業研究で取り組むテーマについて、朝ゼミで理解を深めます。面接で、うまく説明ができればよいのですが。

(妻の実家の庭にメジロが来ていました)